韓国版「魔王」は私の中で、今まで見た韓国ドラマベスト5に入るので、正直このキャストでリメイク、と聞いたときには、ジャニーズファンの人には申し訳ないけど、なんで大野君?なんで生田斗馬(字が違う?)?って感じでした。
韓国版は、「大人の男」対「大人の男」の人間ドラマだったので、日本版のこのキャストではあまりに幼いというか若すぎる感じで、「大人」のドラマはのぞめそうになかったから。現実の年齢はチュ・ジフンも結構若いと思うけれど、彼は身長のせいもあるかもしれないけど、充分「大人」に見えた。
それに韓国版はとにかくチュ・ジフンの演技がすごく良くて、それが一番の見所だったのに、その役を大野君が出来るのか?とかなりの疑問が。
、、、で、実際に見始めた今、、、、、あの悪夢の日本版「ホテリア」に比べればだいぶいいのかな、と思っております。
あのわかりやすいとは言えない話を半分以下の長さに縮めることなんてできるのか?と思っていたけど、そういう意味では、上手くまとめてるなあ、と思います。脚本家の人は、相当に苦労して作っているのでは。
韓国版では、刑事役のオム・テウンの苦悩は終盤になるまで意外にあまり伝わってこなくて、もっぱら弁護士を演じたチュ・ジフンの苦悩の演技を焦点にドラマを見ていたけど、(私がジフン君贔屓ということももちろんあるだろうけど)、日本版では意外に生田君演じる刑事の苦悩のほうが今のところ強く感じられる気がする。生田君が意外に頑張っている、ということなのか。
とはいえ、長ければいいというものでもないだろうけど、20時間以上の時間をかけて、ディテールを積み重ねて作ってある韓国版のあの濃い人間ドラマを、半分以下の時間で同等以上に描くのは、とても至難の業なのでは、、、。
韓国版のチュ・ジフンは冷たそうにみえるルックスも含めて、ほんとにはまっていて後半に進むにつれ、鬼気せまる演技だったので、あれを超えるって相当難しいと思うし。
それから韓国版では、弁護士と超能力女性?とのはかない恋の成り行きが泣かせどころだった。どう考えても幸せな結末にならないよね、と思いながら見るから、二人が心を寄せ合っていくのがとても哀しくて。日本版ではそれもあまり期待できそうにもない。
韓国版が良かったのは、心理描写のディテールが良かったから。演技も脚本も。
ストーリーを追うだけなら、日本版でも出来てるかもしれないけど、そういう肝心なところは日本版では望めそうもない。
、、、これが韓国版のチュ・ジフンの演技に入れこんだ私の感想だけど、嵐ファンの人が見ると、また全然違う感想なんでしょうか、、、、。
何はともあれ、この日本版を見ることを契機に、韓国版を見てくれる人が増えることを願うばかり。
韓国版「魔王」はすごいですよ!おすすめ!